事務職の日々

平凡な毎日を通して思う色んな事

まじめに日本の給与が上がらない理由を考えてみた

私の職場ではかなり以前から人手不足が常態化している。
数年前から外国人の方と一緒に働いているのだが、昨今の円安で外国人の方の転職が相次いでいる。
より良い条件の職場を同じ外国人同士の情報交換などで見つけて転職するのである。
私の勤め先のような小さな会社は太刀打ちできない。
それとは別にどうして日本の給与が長い間低いままだったのかをまじめに考えてみた。
エビデンスなんて立派なものはもちろんないが、一番大きな原因は私たちの考え方にあるのだと思う。
同じ職場の外国人や知り合いの外国人の方とお話ししていて実感することがある。
私の周りの日本人は収入が減った時にまず考えることが『節約』なのである。
逆に周りの外国人が考えることは『収入を増やす方法』はないだろうか、ということなのである。
つまり『日本人は出口を減らすこと』に一生懸命で『入り口を増やす』ことがおろそかになりがちなのだ。
これからの日本に必要なのは
『今までの考え方ではなく新しい考え方を受け入れる、そして若い世代にはそう考えることができるように教育すること。』
なのだと思う。
もちろん『もったいない』は大事な考え方であることには違いない。
ただこれだけだと日本はどんどん小さくなっていくと思うのだ。